祖母から母へ、そして…

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古びた鍵です。

(母方の)祖母から母へ、そして私の元にやってきたあるものの鍵です。
何だと思いますか。

長い長い時の中を生きてきました。

祖母は私が小学5年の時に亡くなりました、初めて直面した人の死でした。
葬儀の席上で流れた滝廉太郎の「荒城の月」はその後、中学の音楽の授業で聞く機会があり、涙が止まりませんでした。

おっとりしていて長い髪の似合うおばあちゃんでした。
母は祖母にだんだん似てきました。

当たり前ですね。親子ですものね。



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鍵の正体はこれです。右側のちいさな引き出しはちゃんと鍵が閉まる造りになってます。
おばあちゃんが、そして母が使っていた足踏みミシンを最近鏡台にしました。

ペダルを踏むとクルクルと滑車が回ってちゃんと動くのですが、しばらく使ってなかったのでメンテナンスをしなければ縫うのは難しいこと、縫い物が苦手なことから、とりあえずミシンとしての働きはいったん卒業です。

マンション暮らしの時は洗面台の前で立ったままお化粧をしていましたが、これからはちゃんと座って、お婆ちゃんの温もりも感じながら朝支度が出来ます。
大事に大事に、ともに思い出を育んでいきたい宝物です。
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Commented by poupon at 2008-10-31 22:02
今はアンティークな物をわざわざお金を出して買う時代。そんななか、こんな風に受け継がれたものを大事に大事に使っていくなんてすごくいいな~って思う。これぞほんとのアンティークだね。しかも鏡台として素敵に使いこなしてるところはさすが!古くなったもの=さようなら・・・じゃなくてこんな風に大事に大事に受け継いでいくっていうのも大切なことだね♪
Commented by heru at 2008-11-01 09:04 x
素敵な贈り物だね~。
何だか、佇まいに…とても温かいものを感じました。
何かを残す事って、自分が相手にどうぞ…と渡したり、贈ったりする場合と、こんな風に残された人が、その人を想って大切にしていく場合と…あるとおもうけど、どちらも素敵な事だね。

つのこちゃんも、また…そこに座って、沢山の素敵な思い出を重ねていって欲しいな…。

幸せって、劇的なことではなく、当たり前に毎日が過ごせる事にあるんだよね、きっと。
Commented by chibo1128 at 2008-11-01 11:06
ステキ。うっとりしちゃった。
先日お邪魔した時に何で気づかなかったんだろ。
私の目はほんとにフシアナです。
新しいものもいいけど、人の思いがこもったアンティークっていいね。
それが親子三代だなんて。あこがれちゃう。
tsunkoちゃんのていねいな暮らしにぴったりだね。
Commented by tsunorun at 2008-11-01 13:52
◆pouponちゃん◆
先日よく行くお店で「ガラクタ市」ってのをやってたのね。昭和や大正時代の雑貨とか家具とかを販売するイベントだったんだけど、確かにどれもそれなりのお値段がしてた。
pouponちゃんは女の子の母だから、自分のお気に入りの何かを姫たちへ、そしてそのまた子供達へ受け継いでいったらいいね♪プリンセスコレクションもずっと大事に持っていけるね(^0^)
ところでpouponちゃんは鏡台って使ってる?
ミシンをゆずり受けると聞いたとき、真っ先にミシン以外の用途に使おうと思ったのが我ながら自分らしくて(笑)。
よくカフェなんかでテーブル代わりに使われてたりするのを参考にしてみました。

Commented by tsunorun at 2008-11-01 14:00
◆heruちゃん◆
リビング他はモダンな感じを目指してみたのであんまりそぐわなかったんだけど、寝室はなんとなくこれを置いてもしっくりきたのでよかったの。
これまでは受け継がれる側ばっかりだったから想像もしなかったけど、確かに自分が大事にしてた物が知らないところで子供や孫達に、また姉妹や友人に引き継がれてると分かったらそれってものすごくうれしい。婆ちゃんも喜んでくれてるかな^^

heruちゃんの言うとおり、毎朝この鏡台に座って穏やかな気持ちで朝支度出来ること、こういうことが「幸せ」なんだろうね。
そんな幸せをheruちゃんのblogからあたしも感じ取ってます。
Commented by tsunorun at 2008-11-01 14:11
◆chiboちゃん◆
来てくれた時はね、まだなかったのよ。あったらchiboちゃんは間違いなく気づいてくれてたと思うな。フシアナなんて、全然(^-^)
アンティークってほんといろいろあるよね。まったく興味ないのもたくさんある。器好きのchiboちゃんはアンティークとか古美術系はあんまり?東京なんてすごくいいのがありそう。でもまぁ自分たち自身がこれからどんどんアンティークになってくね。あっ、うちには既にのっぽなアンティークが1体(笑)いるなぁ。
最近は、「捨てよう」とか「捨てたら?」が口癖になってたんだけど、古いものとか演歌の良さが分かってきたのって、歳のせい?
でもでも今は真新しい命に一番恋焦がれる~^^
Commented by poupon at 2008-11-02 22:56
結婚と一緒に買ったドレッサーね、悲しい哉、今は押入れの奥深くに眠っています。毎日のお化粧は洗面所で・・・(;_:)。お化粧はちゃんとドレッサーの前にちゃんと座って・・・と思っていたのに、今、置く場所がなくってね・・・。さすがにリビングとか夫の部屋とかに置くわけにはいかず・・・。夫は「使わないんだったら捨てたら?」っていうのだけどいくら使わなくてもそれだけはイヤで。。。家が変わると置けないものが出てくる・・・転勤族の悲しいところです。
Commented by BUNBUN at 2008-11-03 13:04 x
すご~い、ミシンを鏡台として使うなんてナイスアイディアだ~!さすがtsunokoちゃん☆すごくあじがあっていいね~。ちなみに実家も足踏みミシンだったのだけれど、お行儀の悪い私は縫い物に使うのではなく、ペダルを踏むのが大好きだったなぁ。うん?何か使い方間違ってる??
tsunokoちゃん、↑最近演歌が気になるの??キャー!誰?誰?私は高校の頃から八○亜紀様を崇拝しておりまする~。
Commented by tsunorun at 2008-11-05 16:59
◆pouponちゃん◆
嫁入り道具としてちゃんとドレッサーも買ったところが女の子だなぁ^^
そりゃ二人の姫も母の血を引いて女の子らしく育つはずだわ。あたしなんてドレッサーを買う発想すらなかったもの(苦笑)
洗面所でのお化粧ってなれちゃうと案外効率いいよね。立ったまんまだからスピーディーだし、厚塗り予防にもなるし^^ドレッサーは処変わっても絶対捨てられないね。その気持ちなんかすごく分かる。母親によく「女の子なんだから鏡はいつもきれいにしておきなさいね」って言われてきたその意味が遅ればせながら今になって分かりました。大事なことだな~とオモッテマス。
Commented by tsunorun at 2008-11-05 17:04
◆BUNBUNちゃん◆
味わい深さだけは確かにピカイチです^^
ミシンのペダル踏むのすごく楽しいよね~、あたしもよく遊んでたよ。なので子供の使い方としてはあってる気がします^^
他にも母親の鏡台の引き出しをちょっとだけ開けて階段のようにして上って壊した経験もあるよ。お母さんすまぬ~って感じだよね><
最近演歌が気になるというか今頃の音楽のよさがぴんとこず、70年代、80年代の音楽を聞くと妙に落ち着くんだ。心地よい。
八代亜樹の「お酒はぬるめの燗がいい~♪」とか大好きだよ。渋いよね~。なんだかカラオケで歌ってみたくなってきたよ。
by tsunorun | 2008-10-31 15:52 | kurasu(家) | Comments(10)